本業務は蘇陽五ヶ瀬道路において、宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町で計画されている西杉の谷橋の橋梁設計等に必要な地質調査を行うことを目的とした。 業務では、計画橋梁の橋台・橋脚箇所において、モノレール架設・搬入、9箇所(延べ141m)の調査ボーリング、 各種原位置試験(標準貫入試験、孔内水平載荷試験、PS検層)、室内岩石試験及び地質解析を実施したものである。 調査の結果、表層部を除くと、A1橋台及びP1橋脚部は中生代~古生代の秩父帯である緑色岩、 A2橋台及び補強土部では阿蘇溶結凝灰岩(阿蘇4、阿蘇3)が確認された。 構造物の支持層としては、A1橋台及びP1橋脚部ではN値50以上を示す緑色岩、 A2橋台及び補強土壁部ではN値50以上を示す阿蘇3溶結凝灰岩である。 基礎形式としては支持層までの深さを考慮すると、A1橋台部は直接基礎、P1橋脚及びA2橋台部は杭基礎の採用が考えられる。 また、A1橋台及びA2橋台部は山地部の傾斜地形であり、 支持層の出現標高が10°以上傾斜した「斜面上の基礎」となることから段差フーチングの採用が望まれる。




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